Opus 5.5と5のAPI選び|費用と互換性

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Claude Opus 5.5と5をAPI単価、常時thinking、公開品質表から比較。Mac・Windows・Linuxの利用者が、試用する条件と既存処理を維持する条件を判断できます。

手元の端末からクラウドへ進む経路を、互換条件によって試用と継続に分けた図。

先に結論

Claude APIでcodingや文書作業を行う人は、always-on thinkingで支障がなければclaude-opus-5-5を試用候補にする。thinking無効化が必須の既存処理はclaude-opus-5を継続候補とし、単価差と開発元のtask費用測定を分けて判断する。

対象model: claude-opus-5-5(2026-09-22 release、Claude API model ID)
claude-opus-5(比較対象のClaude API model ID、内部weight revisionは非公開)
対象機器: macOS/Windows/LinuxのAPI clientからClaude APIへ接続。推論はAnthropic cloud。server GPU・memory量・quantizationは非公開で、client RAMを必要VRAMとみなさない。

確認日: 2026年9月28日(Asia/Tokyo)。検証区分: 公式仕様・開発元測定。公開結果を照合した机上調査です。KFBでのAPI実行・性能測定は行っていません。

今回比較するモデル

手元のMacやWindows PCからClaude APIを利用し、コード修正や文書作業に使う人が対象です。比較するのは通常APIの2モデル。ローカル推論用の量子化モデルや、Claudeの月額プランは比較対象に含めません。

確認項目Opus 5.5Opus 5
Claude API model IDclaude-opus-5-5claude-opus-5
revisionの扱い2026年9月22日release。内部weight revisionは非公開比較対象のAPI ID。内部weight revisionは非公開
parameter/active parameter・quantization本調査の公式資料では非公開本調査の公式資料では非公開
通常input/output単価(公式仕様)100万tokenあたり4/20米ドル100万tokenあたり5/25米ドル
thinking互換性(公式仕様)adaptive thinkingが常時有効無効化を必要とする既存処理の継続候補
推論runtime・必要memoryAnthropic cloud。server GPU/memory量は非公開Anthropic cloud。server GPU/memory量は非公開
license・費用の扱い有料hosted APIとして比較。配布weightのlicenseは対象外同左

単価・提供開始・常時thinkingは9月22日の公式release notesで照合しました。5.5のcontext上限は1M token、通常の最大出力は128K tokenという公式仕様です。これは常にその長さで利用できる速度保証ではありません。Opus 5.5の仕様ページとOpus 5の仕様ページも確認しています。

機器ごとの適性

手元の機器・条件向く使い方今回の判断
macOSのAPI client文書要約やコード変更案の試用5.5を小さく試す候補。Macの統合memoryをモデルweight容量へ換算しない
Windows/LinuxのAPI client既存API処理の移行比較thinking対応と応答処理を確認できれば5.5を候補化
通信できない環境・端末内処理が必須今回のcloud APIには不適合どちらもこの用途には選ばない

APIの推論先はcloudなので、モデル選択のために手元のGPUを追加する構成ではありません。ただしclientが扱う文書や並列要求のmemoryは別途必要です。機種別の最低RAM、通信遅延、処理速度はKFB未測定です。

性能データの見方

9月22日の開発元発表には品質表と、典型的なworkloadで作業費用が40%下がるという開発元測定があります。これは通常input/output単価の比較とは別です。使用token数、cache、effortが違えば、あなたの請求額が同じ割合で減るとは限りません。

公開品質表もsuiteごとに条件が違います。Terminal-Bench 4.0の5.5はxhigh、特記のない他suiteはmaxで、production safeguardsとfallbackを含みます。条件と数値はペアの比較記事で整理しました。手元の機器の速度や、個別作業の成功率をこの表から予測しません。

どれを選ぶか

自分の条件KFBの判断避けたい進め方
新しいコード・文書処理でthinkingを許容できる5.5を試用候補にする公開スコアだけで全処理を一斉移行する
thinking無効化が必須5を継続候補にし、要件を再確認する5.5のeffortを下げれば無効化と同じだとみなす
強制ツール指定や履歴編集に依存する移行対応まで5の既存処理を維持するmodel IDだけを置き換える

5.5の変更点では、5はeffortがhigh以下ならthinking無効化を受け付ける一方、5.5では無効化・手動budget指定が400エラーになると説明されています。5.5はtool_choiceのany/toolも非対応です。autoとstrict tool useはschema適合を助けますが、必ずツールを呼ぶ設計と同一視しないでください。

他製品のthinking設定も併用している場合は、OllamaでGLM-5.3のthinkingを選ぶガイドで設定の違いを確認できます。その値をClaude APIへそのまま移植することはできません。

試す場合の最短手順

これは未実行の試用案です。既存の認証済みClaude API clientを使い、非機密の短い文書を新規会話で処理します。追加softwareの導入は本記事の範囲外です。

  1. 現在のmodel ID、effort、応答処理を控え、試用用設定を分けます。
  2. 公式移行ガイドに沿って、Messagesリクエストの本文を次の形にします。thinking指定は省略します。
  3. 応答のcontentをtypeごとに処理し、textの回答内容、終了理由、usageを確認します。HTTP成功だけで回答成功とみなしません。
  4. 失敗時は試用を止め、元の5の設定と元の会話に戻します。5.5で作られたthinking履歴を5へ戻しても同じ状態を再現できるとは考えません。
{
  "model": "claude-opus-5-5",
  "max_tokens": 4096,
  "output_config": { "effort": "medium" },
  "messages": [
    { "role": "user", "content": "次の文章を一文で要約してください。会議では試用対象を選び、翌週に費用と回答品質を確認することを決めました。" }
  ]
}

4096はこの試用案の出力上限で、性能測定値ではありません。thinkingもこの枠に含まれ、表示されないthinkingにも出力課金があります。上限終了と回答完成を区別してください。鍵を本文や共有ログへ貼る必要はありません。コード実装を追加する場合は公式TypeScript SDKを参照できますが、本記事ではSDKを実行していません。

別APIの会話継続と取り違えやすい人は、Responses APIの会話継続ガイドも参照してください。ここではClaudeのmodel選択を扱い、他APIの履歴引継ぎ手順は再掲しません。

公開ベンチマークを詳しく見る

Opus 5.5と5の公開品質・費用比較では、測定条件が確認できた範囲と、速度・memoryへ適用できない理由を整理しています。

参考資料

確認日は2026年9月28日。鮮度根拠は9月22日の発表とreleaseで、閲覧日を更新日にはしていません。個別契約のlicense条件、地域・account別の利用可否、実機での料金・速度・品質は未検証です。System Card PDFは取得できなかったため、その未読部分で条件を補っていません。

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